やるべき時にやるべきことを怠ると……

2011.09.30

現場の大工さんは、設計段階で決めた色がどんな色かはわかりません。大工さんは搬入されたものが正しいという前提で仕事をしますから、この場合大工さんに責任はありません。型番だけで資材を発注することはシステム上やむをえないと思いますが、たとえば設計図に型番以外に色を明記しておけば、明るい色か濃い色かぐらいは判別できます。フローリングが搬入された段階、あるいはフローリングを施工し始めた段階で、工事担当者のチェックもなかったわけです。ハウスメーカーの工事担当者はミスは認めたものの、フローリングを張り替えると下地の合板が接着剤で剥がれたり、壁の石膏ボードが欠けたりするので、このままの色でお願いできないだろうかとの話をしたようですが、リビングに置く家具とフローリングの色をコーディネートしているのでやり替えるよう、お話をしました。結局やり替えることになりましたが、床合板は一部フローリングを施工する際に使用した強力なボンドで、表面が剥がれてしまい、壁の石膏ボードも崩れてしまって、床合板・石膏ボードともに貼り替えなければならない箇所がかなりありました。やるべき時期にやるべきことを怠ると、このような結果になってしまうという例です。

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